いのちをつなぐチューブ [病気・産卵・通院]
久しぶりの更新になってしまいました。
実はメイちゃん(ホルス♂)がこんなことになっておりまして。。。
容態がどうなるか分からない状況でしたので。
震災をきっかけに引き取ったメイちゃんですけど、それ以来自らエサを食べることが殆ど無く、矯正給餌で今日まで命を繋いできました。でもやはりそれでは十分な栄養が摂れていなかった模様。長い間の栄養不十分が祟ったのか(正確な原因は不明)肝機能障害に陥っていることが判明、一見生きているのが不思議なくらいの数値でした。薬と栄養を確実に入れるためにも胃に直接入る胃ろうの処置をしました。それが9月21日のこと。
以来、毎日チューブから肝臓の薬と流動食を入れています。
もう半冬モードのリクガメ達なのでメイちゃんの動きも余計に鈍くほとんど眠りっぱなし。当初は片目が閉じたままになり、もう悪いことしか考えられず息苦しい毎日が続きました。一時はいよいよダメか。。。の状態に覚悟もしましたけど、今もなんとか命を繋いでいます。幸いなことに腎臓は全くの正常。
恐らくもうこのチューブは外せません。改善されれば外して自らエサを食べるようになるはずですが、メイちゃんにはそれが出来ないので。。。
この手で食べさせなければ生きられないメイちゃんとは密に向き合ってきたつもり。でも、振り返ると後悔は尽きないものです。どれくらいこの状態で生きられるかは分かりませんけれど、1日でも長く生きられるよう出来る限りのことはしてやりたいです。このチューブ、少し元気が出て動きがあると前肢が引っ掛かりやすく、動いてくれるのは嬉しいけれど抜けそうになりヒヤヒヤ。痛々しく見えますが、メイちゃん的には痛みは無いんだそう。
昨日は薬を開始してから2ヶ月目ということで検査に行ってきました。
採血の結果はまさかの大幅な改善!
GOT 9/21 776(参考値12〜32) 10/15 56 ↓
ALP 9/21 3500(参考値181〜1188) 10/15 1651 ↓
同じ症状で投薬したカメの参考値が無くて?、本当のところ薬が効いたのかどうか分からないとのこと。確かにそもそもそんなに急激に効くような薬でもないし、正直なところあまり期待していなかったのでびっくり。
ただ、流動食を入れても、やはり咀嚼していないからなのか臓器不全だからなのか、殆ど消化吸収されずにそのまま排泄されています。腸内を通ってそのまま出てきたような感じ。。。なので栄養不良・飢餓は少し進んでしまいました。実際筋肉は落ちた印象。なんだか良いのか悪いのか微妙なところですが、こうなれば少しでも良いものをと、今となってはとっても便利になったチューブからあれやこれやと入れています。なんとか吸収して欲しいなぁ。
刺激になればと、
久しぶりに対面
ポリにカクンカクン
ほんの少し気力を見せてくれました。
こんな毎日が続いていましたけど、
その間にもサンドラちゃんは9月は7個、10月は8個と、毎月きっちり産卵。
見守る隊長
今日はなかなか産まないねー
ポリも春に続きの抱卵です。
今回は難儀でした。
全くエサを食べなくなったり眠り続ける日が何日も続き、今回は卵詰まり直前のような嫌な予感がしたため促進剤を打って貰いました。その後2回に分けて計5個産卵。
今回も穴を掘ろうとはしませんでした。
無事産んでくれたら十分。
マルコ、めろんマン、コロちゃんも冬モードに入り眠って過ごすことが多くなりましたけど暖かい日はリビングにやってきます。食欲はまだまだ十分、しっかり体力をつけて冬を迎えて欲しいです。
あれ?
ぼっちゃんいないなーと思うと
大概はここ
ヘヘン!
少しずつ気忙しくなりつつありますけど、わたし自身の体調にも気をつけてみんなのケアに影響ないよう過ごさねばです。